数カ月前、日本におけるSNSの草分け的存在であるmixiの「RC ラジコンカー RCカー」というコミュニティで、あるトピックが激しく燃え上がっていた。
そのトピックのテーマは、
ラジコンは「恥ずかしい趣味」か?
初めてそのタイトルを目にしたとき、私は思わず「おぉぅ」とモニタに向かって吐息を漏らした。
(この命題はまさに、RCを楽しむ全てのオトナが心に秘めている葛藤そのものではないか…)。
そりゃあ、トピックも盛り上がるわけだ。
曰く、世間では「所詮子供のおもちゃ」だと思われているので、RC趣味のことは人に言えない。
曰く、コンパではラジコンの話題はNGという暗黙の了解があった。
曰く、ファッションなど見た目を気にかけない人が多いことが、恥ずかしい趣味だと思われる要因だ。
曰く、テレビコマーシャルが流れないのが問題なのだ。
曰く、悪い意味でコドモのまんま大人になっちゃった、みたいな人が多いせいだ。
…etc.
そこで交換された意見たちは、RCを楽しみながらも心に葛藤を抱えた人たちの、生々しい肉声に他ならない。
なぜそれが分かるのか?
だって私も「RCを楽しみながらも心に葛藤を抱えた人たち」の一人だから。
RCは確かに、30過ぎたオッサンが一人で楽しむには少し荷が重い程度に「恥ずかしい」趣味といえる。
客観的に考えてみて欲しい。
30男がやたら小難しい顔をしながら小さなプロポを握りしめ、これまた小さなクルマを走らせている。
ときには独り言だって言うかもしれない。
クルマがコケれば自分でダッシュして起こしに行き、ドリフトやジャンプが決まればニヤニヤと笑う。
RCに興味が無い人が見たら「キモッ!」の一言も出ようというもの。
事実私自身、こうしてRCにハマる前はラジコンショップの前を通りかかるたびに、併設されたサーキットで盛り上がる異様なオトナの集団を横目で見ては「なんだかなぁ」と思っていたクチだから、その感覚は痛いほどわかる。
特に、当時付き合っていた彼女の拒否反応は、それはそれはヒステリックなものであった。
そう、ここにもう一つの大きな問題が横たわっている。
それは、RCという趣味が女性に理解、または支持されにくいということだ。
ありていに言えば、「RCをやっているとモテない」のだ。
その事実が、私たちラジコン(オールド)ボーイのハートに暗く影を落とす。
しかし!
「RCは客観的に見て少し恥ずかしいし、モテない」
この事実から目を逸らしてはいけない。
すべてはこの現実を直視することからスタートするはずだ。
すべてのRCを愛するラジコンボーイ、ラジコン元ボーイ、ラジコンレディたちのため、私こと編集長 U.K.と「RC-ENT!」は、「ラジコンの地位向上」に立ち上がろう。
今こそラジコンに市民権を!
キモイと言われないRCライフを!
いや、むしろRCをモテアイテムに!
今やアニメオタクやフィギュアオタクが「モテ系」となる価値逆転の世の中。
ラジコン好きがモテる時代だってきっと生み出すことができるはず。
その作戦の第一弾が、タイトルの
「そうだ! キムタクにラジコンを贈ろう」プロジェクトである。
キムタクとは、言うまでもなくSMAPの木村拓哉。
結婚し、父となった今でも芸能界のトップを走り続ける、まさにスーパースターだ。
現在のRCに対する逆風を一気に逆転するためには、CSでいくらカッコイイ番組を流したってダメなのである。
もちろんディアゴスティーニからパーツを毎月一点づつ発売してる場合でもない。
そう、今こそスーパースター・木村拓哉を“こちら側”に付けるべきなのである!
かつてキムタクがドラマで着たと言うだけでジャージはオシャレアイテムとなり、キムタクの趣味という理由で釣りはモテ系趣味に格上げされたという。
次は「ラジコン」がモテ系趣味に格上げされる番だ。
堂々とコンパで「俺ラジコン好きでさ〜」と言える時代がやってくるのである。
プロジェクトの具体案、実行の詳細、結果に関しては、次回以降の更新でお伝えしていこう。
全国一千万のRCファンよ、刮目して見よ!!
(文責:編集長 U.K.)
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